個人用のMacを持たなくなったあと、代わりになる端末として使えるのではないかと考えてiPad Air 5を購入しました。
当時やりたかったのは、ブログを書いたり、動画を作ったりすることです。
仕事でも個人でも、長い間Macを使ってきました。だから本音では、手元にずっとMacを置いておきたい気持ちはありました。
ただ、個人で仕事をしなくなったことで、必要かどうかで考えると、以前ほどMacを持つ理由がなくなっていました。
それなら、iPadでも個人でやりたいことはそれなりにできるのではないか。
そんな期待がありました。
でも、数年使ってきた今の感覚をそのまま言うと、iPadはMacの代わりにはなりませんでした。
ここでいう「Macの代わりにはならなかった」は、iPadではできないことが多かった、という意味ではありません。
購入したときに思い描いていた「個人の制作を担う端末」としては最近まで定着せず、いつのまにか別の役割で使うことが増えていた、という意味です。
一方で最近、生成AIをアシスタントとして使うようになったことで、購入当初にやりたかったことの一つだったブログ制作が、ようやく動き始めました。

Macの代わりに、ブログや動画制作にも使いたかった
iPadなら、画面もそれなりに大きく、キーボードも使える。
iPhoneだけで何でも済ませるより、何かを作る用途にも使いやすそうでした。
購入した時点では、iPadをエンタメ用の端末にしようと思っていたわけではありません。
いつのまにか、エンタメと情報収集の端末になっていた
実際に使い続けているうちに、iPadの役割はいつのまにか変わっていました。
今、一番しっくりくる表現は「エンタメ用兼情報収集用端末」です。
YouTubeを見る。
Disney+やNetflixで映画やドラマを見る。
Kindleで漫画や本を読む。
Webで気になることを調べる。
iPhoneでもできることは多いのですが、画面が大きいだけで快適さはかなり違います。
テレビの前まで行かなくても、家の中で好きな場所へ持っていけます。
ソファでも、デスクでも、ベッドでも使える。
この「大きな画面を持ち歩ける」というところは、今でもiPadを使う大きな理由です。
購入時にやりたかった動画制作については、まだ実現していません。
ただし、これは「iPadでは動画を作れなかった」ということではありません。
どんなチャンネルにするのか。
どんな動画を作るのか。
必要な素材をどう用意するのか。
編集をどうするのか。
そのあたりがまだ固まっておらず、そもそも制作のフェーズに入れていないというのが実際のところです。
iPhoneでは少し窮屈になるとiPadを使う
普段のちょっとした調べものなら、iPhoneで十分です。
わざわざiPadを取り出す必要はありません。
iPadへ切り替えるのは、長めの文章を入力したいときや、2つの画面を並べたいときです。
たとえば、ChatGPTと相談しながらWebを見る。
ブラウザで情報を確認しながら文章を作る。
少しまとまったことをしようとすると、iPhoneの画面では窮屈に感じることがあります。
外出時にはMagic Keyboardを付けて使うこともあります。
生成AIを使うようになって、ブログ制作を進められるようになった
iPad Air 5を買った当時から、ブログを書きたいという気持ちはありました。
それでも実際には、なかなか続きませんでした。
理由は、一人で企画から公開まで進めるのがしんどかったからです。
何について書くか考える。
記事の構成を作る。
文章を書く。
画像を用意する。
WordPressを設定する。
一つひとつはできても、それを全部自分だけで考えながら進めるとなると、思っていた以上に負担がありました。
最近になって大きく変わったのは、生成AIをアシスタントとして使うようになったことです。
今はまず、頭の中にあることをChatGPTへ伝えます。
そこから考えていることを整理して、そもそもそれが記事にする価値のある内容なのかというところから、第三者的に確認してもらう。
記事として成立しそうなら、構成を考え、文章にしていく。
必要な情報を調べたり、画像をどうするか考えたり、WordPressへ載せるための準備をしたりするところまで、一緒に進められます。
DNWの記事制作でも、iPadでChatGPTとブラウザを並べて作業することがあります。

もちろん、AIが全部決めているわけではありません。
何を書くかを決めるのも、実際に体験したことを伝えるのも、最後に内容を確認するのも自分です。
それでも、相談できる相手ができたことで、以前より途中で止まらずに進められるようになりました。
今こうしてDNWの記事を作れていること自体が、自分にとってはその一番分かりやすい例です。
iPad自体が突然Macになったわけではありません。
生成AIというアシスタントが加わったことで、購入した当時にiPadでやりたかった制作活動の一つを、実際に進められるようになった。
自分にとって大きく変わったのは、そこだと思います。
ブログの執筆環境については、以前の記事にまとめています。
iPadとiPhoneのブログ執筆環境に、かつて使っていたBywordを復活させてみた
それでも、iPadがMacの代わりになったわけではない
何でもiPadでやろうとは思っていません。
特にファイル管理はiPadではやりにくいと感じています。
正確には、工夫しながら何とか使っているというより、そもそもiPadで積極的にファイルを管理しようとしていません。
できるかどうかと、自分がそこでやりたいかどうかは別だと思っています。
また、現在はMac miniの導入を検討しています。
Macを必要とするようになったのは、iPadの画面や入力に不満があったからではありません。購入時に期待していたブログや動画制作とは別に、その後アプリ開発という新しい目的が生まれ、必要な開発環境としてXcodeが使えるMacが必要になったからです。
その経緯については別の記事にまとめています。
使い続けた結果、iPadでやりたいことと、Macに任せたいことが以前よりはっきりしてきました。
Macが加わっても、iPadには役割が残ると思う
Mac miniを導入したら、iPadの役割はまた変わると思います。
制作や開発の中心はMacへ移るかもしれません。
それでも、iPadを使わなくなるとは考えていません。
外出時に使う端末として。
家の中で大きな画面を持ち歩くための端末として。
そしてMac導入後は、外部ディスプレイとして使うことも想定しています。
Macの代わりではなく、Macとは別の役割を持つ端末になっていくのだと思います。
Macの代わりにはならなかった。でも、やりたかったことには近づいている
iPad Air 5は、購入してからしばらくのあいだ、思い描いていたような「制作の中心になる端末」にはなりませんでした。
いつのまにか、動画や本を見たり、情報を集めたりする時間の方が増えています。
一方で、購入時にやりたかったことの一つだったブログは、生成AIというアシスタントが加わったことで、今こうしてiPadを中心に続けられています。
ただ、だからといって、iPadをMacの代わりにしようとは思っていません。
それでも、iPad Air 5を買った当時に思い描いていた「これで何かを作りたい」という使い方には、最近になってようやく一歩近づいてきました。
