PS5を追加したBRAVIAのHDMI接続。サウンドバーの型番を伝えたらAIの提案が変わった

BRAVIA、サウンドバー、Switch 2、Apple TV、PS5を配置し、「サウンドバーの型番を伝えたらAIの提案が変わった」と示したアイキャッチ画像 Logs

PS5を買ったとき、最初に困ったのがテレビのHDMI接続でした。

それまでBRAVIA K-75XR50には、Nintendo Switch 2と初代Nintendo Switchのそれぞれのドック、それにApple TVとサウンドバー(HT-A8000)を接続していました。

テレビ側のHDMI端子は4つ。

そこへPS5が増えるので、そのままでは全部を同時には接続できません。

初代SwitchはSwitch 2を使い始めてから出番が減っていたこともあり、PS5の導入に合わせてドックを外すことにしました。

残ったのは、

  • PS5
  • Switch 2
  • Apple TV
  • サウンドバー

の4台です。

これなら4つのHDMI端子にちょうど収まります。

ただ、ここでもう一つ問題がありました。

「4台をどこかにつなげばいい」というわけではなく、PS5やSwitch 2の機能をできるだけ生かすなら、どの機器をどのHDMI端子につなぐのがいいのかが自分には分かりませんでした。

そこで2026年5月、ChatGPTに相談しました。

PS5を追加したとき、最初にAIへ相談した

PS5はできるだけ性能を生かしたい。

Switch 2もできれば機能を制限せず使いたい。

サウンドバーはeARCで使っています。

Apple TVは普通に使えれば十分です。

ただ、この時点ではHDMI端子ごとの違いを詳しく理解していませんでした。

そこでBRAVIA K-75XR50の型番を伝え、どこに何をつなぐのがいいのかChatGPTに相談しました。

このとき、サウンドバーについては具体的な型番までは伝えず、ざっくり「サウンドバー」とだけ伝えていました。

この相談で初めて、BRAVIAの4つのHDMI端子がすべて同じではないことを意識することになります。

K-75XR50では、HDMI 3と4が4K/120HzやVRRなどに対応しています。

さらにHDMI 3は、サウンドバーとの接続に使うeARC/ARC端子でもあります。

つまり、自分の環境ではHDMI 3をサウンドバーが使い、PS5のような高機能なゲーム機にはHDMI 4を使いたい。

そんな条件がありました。

当時の相談をもとに、最終的には次の構成で使うことにしました。

最初に決めた構成

  • BRAVIA HDMI 1 → Switch 2
  • BRAVIA HDMI 2 → Apple TV
  • BRAVIA HDMI 3 → サウンドバー
  • BRAVIA HDMI 4 → PS5

サウンドバーがeARCを使うHDMI 3を占有するため、PS5はHDMI 4、残ったHDMI 1と2にSwitch 2とApple TVを割り当てる形です。

この状態で特に困ることもなく、そのまま使っていました。

BRAVIA K-75XR50のHDMI端子の接続変更前と変更後。変更後はHDMI 1が空き、HDMI 3にサウンドバー、HDMI 4にSwitch 2を接続している

接続状況を整理していたら、AIからサウンドバーの型番を聞かれた

それから数か月後。

PS5を購入したことをDNWの記事にした流れで、テレビ周りに何を接続しているのかも改めて整理することにしました。

ここでは、最初からHDMI接続を見直そうとしていたわけではありません。

現在使っている機器と、それぞれをどこへ接続しているのかをAIへ伝えていたところ、サウンドバーについて具体的な型番を聞かれました。

そこで、使っているのがSONY HT-A8000だと伝えました。

すると、それまでの相談では出てこなかった案が出てきました。

このサウンドバーには、テレビと接続するHDMI出力とは別に、外部機器を接続できるHDMI入力が1系統あります。

しかも、このHDMI入力は4K/120Hz、VRR、ALLMなどのパススルーに対応しています。

つまり、

ゲーム機 → サウンドバー → BRAVIA HDMI 3

という接続ができます。

これなら、サウンドバーが使っているHDMI 3を、ゲーム機の映像入力にも利用できます。

最初に相談したときはAIから提案されなかった方法でした。

まずSwitch 2をサウンドバー経由にしてみた

最初に試したのは、Switch 2をサウンドバーのHDMI入力へ接続する方法です。

構成はこうなります。

  • BRAVIA HDMI 1 → 空き
  • BRAVIA HDMI 2 → Apple TV
  • BRAVIA HDMI 3 → サウンドバー
  • サウンドバー HDMI IN → Switch 2
  • BRAVIA HDMI 4 → PS5

Switch 2の映像は、

Switch 2 → サウンドバー → BRAVIA HDMI 3

という経路でテレビへ送られます。

実際につないでみると、映像と音声は正常。

4K/60Hzで使えることも確認できました。

これだけでも、BRAVIAのHDMI端子を一つ空けることができます。

ただ、ここでもう一つ気になったことがありました。

PS5を使っていると、ごく稀に映像と音声のタイミングがずれているように感じることがありました。

頻繁に起こるわけではなく、常に再現できるものでもありません。ただ、以前から少し気になっていた症状です。

そこで、

「Switch 2ではなく、PS5をサウンドバーへ直接つないだ方がいいのでは?」

と考えました。

PS5をサウンドバーへつないでみた

PS5をテレビへ直接つないでいる場合、音声は、

PS5 → BRAVIA → eARC → サウンドバー

という経路になります。

一方、PS5をサウンドバーへ直接つなげば、サウンドバーがPS5の音声を直接受け取り、映像だけをBRAVIAへ送る構成になります。

このHDMI入力はすでに4K/120HzやVRR、ALLMのパススルーに対応することが分かっていたので、仕様上はPS5を接続しても必要な映像機能を利用できると考えました。

音声をいったんテレビへ送り、eARCでサウンドバーへ戻す経路ではなくなるので、ごく稀に感じていた音のズレも起こりにくくなるのではないかと考えました。

そこで、Switch 2とPS5の接続先を入れ替えてみました。

現在の構成

  • BRAVIA HDMI 1 → 空き
  • BRAVIA HDMI 2 → Apple TV
  • BRAVIA HDMI 3 → サウンドバー
  • サウンドバー HDMI IN → PS5
  • BRAVIA HDMI 4 → Switch 2
BRAVIA K-75XR50のHDMI接続構成のBefore/After。変更前はSwitch 2、Apple TV、サウンドバー、PS5をテレビへ接続し、変更後はPS5をサウンドバーのHDMI入力へ接続してHDMI 1を空けている

PS5はサウンドバー経由でも120HzとVRRを確認できた

仕様に対応していても、自分の環境で実際に動くかは確認しておきたいところです。

PS5をサウンドバーへ接続した状態でゲームを動かして確認しました。

結果は問題ありませんでした。

120Hz前後で映像が出力され、VRRが動作していることも確認できました。

少なくとも自分が使っているBRAVIA、サウンドバー、PS5の組み合わせでは、サウンドバーを間に入れたことで120HzやVRRが使えなくなることはありませんでした。

これはメーカーの仕様を確認しただけではなく、実際の環境で確認できた部分です。

なお、ここでいう120Hzは映像出力についての確認で、ゲームが常に120fpsで動作するという意味ではありません。

音のズレについては、もともとごく稀にしか発生していなかったため、接続を変えたことで解消したかどうかはまだ判断できません。

Switch 2もHDMI 4でVRRまで確認した

Switch 2はBRAVIAのHDMI 4へ直接接続しました。

4K/60Hzで使えることは以前から確認していました。

Switch 2は、2026年9月の本体更新によってTVモードでもVRRを利用できるようになりました。利用にはSwitch 2ドックの更新も必要です。

自分の環境でも、実際にVRRが動作することを確認できました。

これで、

  • PS5はサウンドバー経由で120HzとVRR
  • Switch 2はBRAVIA HDMI 4への直接接続で4K/60HzとVRR

というところまで確認できました。

なぜ最初のAI相談では、この方法が出てこなかったのか

ここまで試して気になったのが、なぜ2026年5月の相談ではサウンドバーのHDMI入力を使う案が出てこなかったのか、ということです。

間違っていたわけではなく、前回と今回は、条件そのものが同じではありません。

最初の相談ではBRAVIA K-75XR50の型番は伝えていましたが、サウンドバーについては具体的な型番を伝えず、単に「サウンドバー」とだけ説明していました。

今回は、接続状況を整理してAIへ伝える中で型番を聞かれ、HT-A8000だと答えました。

その情報が加わったことで、このサウンドバーには4K/120HzやVRRをパススルーできるHDMI入力があることまで含めて検討できるようになりました。

さらに、5月の時点ではSwitch 2のTVモードはVRRに対応していませんでした。今回のやり取りまでの間に、接続する機器側の条件も変わっています。

また、5月から現在までの間に、ChatGPT側にも複数の更新がありました。

AI側の変化によって、こちらが最初から伝えていなかったサウンドバーの型番まで確認し、周辺機器を含めて構成を検討するようになった可能性もあります。

ただし、それが今回違う答えになった理由だと断定することはできません。

AIへ渡した情報も、Switch 2の仕様も、AIそのものも変わっているからです。

同じ質問、同じ情報を以前と現在の環境へ与えて比較したわけではないので、どの要因が一番大きかったかまでは分かりません。

今回の体験から感じたのは、AIに機器の型番や仕様をできるだけ正確に伝えることで、提案される内容が変わる可能性があるということです。

さらに、機器のアップデートやAI側の更新によって前提条件そのものが変われば、以前と同じ相談でも、その時点に合った別の提案が出てくる可能性があります。

TV周りの接続をAIに相談するなら、型番と現在の構成まで伝えた方がいい

今回の接続変更で、BRAVIAのHDMI 1が一つ空きました。

PS5はサウンドバー経由でも120HzとVRRが使え、Switch 2もHDMI 4への直接接続で4K/60HzとVRRを確認できています。

最初にAIへ相談したときも、使っている機器については伝えていました。

ただ、「BRAVIA」「サウンドバー」「ゲーム機」と大まかに伝えるだけでは、それぞれの機器が持っている端子や対応機能までは判断できません。

今回のように、

  • テレビの型番
  • サウンドバーの型番
  • 接続したい機器
  • 現在どこへ接続しているか
  • どの機能を優先したいか

まで正確に伝えれば、その機器ならではの接続方法まで含めて検討してもらいやすくなります。

今回も、HDMI接続を改善しようとして始めたわけではありません。

PS5購入後の環境を整理するために、何をどこへ接続しているのかAIへ伝えていただけでした。

そこで「サウンドバーの型番は?」と聞かれたことから、これまで使っていなかったHDMI入力が見つかり、最終的にはテレビ周りの配線そのものを変えることになりました。

一度組んで問題なく使えている環境でも、機器やAIが変われば、まだ改善できる余地が残っているのかもしれません。

今回変更したPS5の音声経路についても、以前ごく稀に感じていた音のズレが今後どうなるのか、しばらく使いながら確認してみます。

さて、空いたHDMI 1には何を接続しようかな。